【企業秘密】㊙️学校が教えてくれない読書感想文の書き方〜国語研究家はこうやって書く〜

国語研究

こんにちは。おバカな中2国語研究家くうちゃんです😊

「読書感想文」
と聞くとあなたはどんなイメージを持ちますか?
夏休みの宿題などで出される定番のようなイメージがありますが、
どうしても後回しにしてしまいがちの宿題です。

私もです😂

お待たせいたしましたと言っても過言ではないですね😃だってこんなのほぼ企業秘密じゃない?😗(ウザい)
企業秘密っていう言葉を使ってみたかったんです😆🙏満足です✨

以前「詩の書き方」という記事を投稿し、今回はその作文verですね😊👍

そして、今回は作文の中でも、「読書感想文」の書き方を紹介します😊

追記:ありがたいことに「少年の主張 努力賞、2連覇」という肩書きは持たせていただいております😆🙌


「教えてくれない」というより「教えられない」の方がニュアンスは近いと思います

読書感想文に限りませんが、「作文」などを書く機会がありますよね?
一度は誰もが書いたことあると思う。

実は私は学校に出す場合と、個人で出す場合で、作文の書き方をほぼ真逆くらい変えているんです。
そうでないと、「成績」というものがある学校に評価されないからです。


※今回は、作文を書く上での、考え方編が主です🙏

関連記事として、詩の書き方も紹介しているので是非チェックしてみてください🙏
さっき言ってた記事がこれです↓
教材研究のため、学校の先生に読んでいただくことが多い記事です


読書感想文って何?

まず、読書感想文の目的を調べました。
あまり理論詰めは好きではないですが、一般的な価値観として気になるものです。

子どもや若者が本に親しむ機会をつくり、読書の楽しさ、すばらしさを体験させ、読書の習慣化を図る。(青少年読書感想文コンクール調べ)

という目的があるようです。
今回はこれを読書感想文を書く定義として書きます。

初めて知りました💦
この目的からして、今の読書感想文の実態は少し逆になっているのではないでしょうか?

読書感想文を書くことで、本が苦手になってしまう子どもも出てくるのではないかと言ったところです😰

私も小さい時は、なぜ自分がその本が好きなのか分からなかったので、読書感想文は苦手極まりないものでした。

読書感想文は、「好き!面白かった」という感想だけでも、
「いつ」「どこで」「誰が」「何をして」「どう思ったか」
などなど細かく書かなければならない。

何が好きでその本を読んでしまうのかは分からない。
お話のストーリーなのか、文字のフォントなのか、挿絵なのか、色味なのか、文字の大きさなのか、主人公なのか、登場人物なのか、作者なのか


初心者(私含む)には非常にハードルが高いものだと思う。


例えば読みたい本があったとしても、読書感想文を書かなければいけない。
というルールがあれば、
「じゃぁやめよう」と思ってしまう人が大半ではないですか?

さらに私自身が「よくわからないけど好き」みたいな感覚で読んでいたため、読書感想文を書くのは苦手でした。

「面白かった」というと「どこが?」とよく聞かれますが、パッと答えることって難しかったりする原因はここにあるのだと思います。

読書感想文が書きたい!!って思う時

上の目的から、読書感想文は書く本人が「楽しさ」を感じながら書くのがベストです。

それには「読書感想文が書きたい!!」と自ら思うようになるのが理想的ですよね?
そして読書感想文を書く楽しみを分かれたら良いと思う。

読書感想文を書きたい!!と思う境地なんて本当にあるのだろうか?
そう思う人もいると思いますがあります😊

現に小説家さんや、詩人さんや、歌人さんなどがその境地に入れているであろう職業ですね😊



あなたはどんな時に読書感想文を書きたい!!と思いますか?
私が読書感想文を書きたい!と思う境地に当てはまる状況が
・その本のバックストーリーに気づいた時
・その本を書いた作者の思いに気づいた時
・誰かにその本の読解を共有したいと思ったとき
・作者への想いを綴りたいと思った時(ファンレター的な)
・純粋に「書きたい!」と思った時
・その本を書いた作者の思いをみんなに気づいてもらいたいと思った時
・その本を誰かに勧めたいと思った時


などなどこんな感じです😊
共感できるものはありましたか?
私はこういう時に「読書感想文を書きたい!」と思います😊

自分のためでなく、誰かのために書くというのが大半の理由になると思います。
特に、作者へ自分の思いを伝えたいというのは私にとって大きなモチベーションになると思います。

あなたはこんなふうに感じたことはありますか?
正解かは置いておいて、私が主体的に「読書感想文を書きたい!」と思うタイミングはこんな感じです

何のために書く?

読書感想文は、誰に読んでもらうために、何のために書くのかによって、書き方は全然違います。

例えば私は学校に出すのと、個人で出すのでは、書き方をほぼ真逆くらい変わっています😓🙏

本来は個人的に書きたいように書きたいですが、それでは学校の評価をもらえないため、学校に評価されやすいまた、担任の先生が好みそうな作文を狙って書いているんです🤫💦

個人で出す時は、書きたいように心のまま書いたりしますが、
学校に出すときは、かなり計算して頭脳的に書いてます🙏
(学校の先生が読んでたらごめんなさい🙏ショックじゃないかな、、、😓💦)

ちなみにもし、作者本人に自分の想いを伝えたいという目的で書くならば、
シンプルな方が嬉しいです!

審査員や先生に読まれるならば、長文の感想文を求められがちだけど、
ただただ長文の感想文は、内容が薄い。
それだったら、短い文章でも、相手に伝わりやすくシンプルに書いた方が良い。

読書感想文を書くときの構成やパターンとして、
・この本を書くまでの、作者の人生を知って・・・
・私もこの主人公と似たような経験をしたので共感できる
・もし私が主人公の立場だったら、こうしようと思った
・このお話の続きを想像しました・・・
・主人公の気持ち、すごく分かるので、私もそうするようにしています・・・
・この場面のこの登場人物のセリフが・・・
・(別の事例を持ってきて)これと共通するところがあるのではないかと思った。


などなどこんな感じの方向性の感想文が一般的ではないでしょうか?
よく見かける感想文の内容ですよね。

こんな感想文ももちろん大人に評価されやすいですし、私も学校に提出するときは、この方向性で書いています。

だけれど、こういう系統の感想文は、作者の思いだったりをもう一度自分の言葉や体験談と交えて、作者が伝えたかったことを全くおんなじことを言っているだけにしか思ないんです。 
そのため、その本の作者の伝え方だったり、考察力を超えて書くのはかなり難しい。

厳しいこと言っちゃうけど、
そうなると何となく読書感想文を書いた人本人は、「何だか良いこと言えてる」くらいの感覚で終わってしまっているのが非常に勿体無いなと思ってしまう。


読書感想文を誰に書きたいか。
考えた時に、学校の先生でも、コンクールの審査員さんでもないと思うんです。
少なくとも私は、作者さんにこの思いが届けばいいなというファンレターだと思って読書感想文を書いてます。

「誰のために書くのか」これを明確にするだけで、
自分が本当に書きたいと思うことも書ける。
自分が書いた文章を、読んだ人のことを想像しながら書く。
というのは文章を書く上での、基本中の基本だと思っています。

「読んだ人」が「自分」という場合もOK

是非意識してみて下さい。

誰のために書く?『審査員or作者』

私が、誰に書くか、何のために書くかによって書き方を変えているということをお話ししましたが、
では具体的に、どのようにして書き方を変えているのか。
という部分を書きます。

特に、学校に出すのと、個人で出すのでは書き方が真逆のように違うので、
今回はその二つの書き方の違いを、主に書きたいと思います。

くう流!読書感想文クッキング🍳レシピ①『審査員のために書く場合』

一般的な書き方です。

審査員や大人、学校の先生などに書く場合です。
まず初めに、この場合実は1番のゴールは「自分のため」になるのが非常に多い。
その感情の大半は自分でも気づいていない。

もちろん成績のことや、入賞すれば、賞状がもらえたりだとか、褒められたり、
1番得るものがあるのは、書いた本人自分自身ではないだろうか。
それは、誰のために書いても、通る道だと思うけど、私はそれはゴールでないと思う。
でも、審査員のために書くならば、「自分のため」を最大のゴールにしてしまいがちです。

審査員や、大人に向けて書くならば、頭脳:感性=9:1です。
基本的に理論詰ですね。

もっと感性でありのままの思いを書けば良いのに。。勿体無い。。。
こんなふうに思った方、いるのではないでしょうか?

私も、幼い頃は、特に書き方を変えたりすることはありませんでした。ただ書きたいように書くって感じです。(頭脳:感性=0:10って感じ😁)
小学1年生の時は、国語の作文や日記、それこそ感想文などが「得意分野」でした。
周囲の人が評価をしているから、自分で「得意なんだ」と認識することができるもの。

しかし、小学2年生くらいになってから、私は国語は「苦手分野」に変わったんです😂
作文を提出すれば、先生に沢山修正をもらい、真っ赤な作文用紙が返ってくるようになったから❌
そこで、何度も経験を重ねて、先生の好みに合わせて書くようになれば、評価された。
という経験をして以来、
私が学校に書くのと、個人で出すので書き方を変えるようになりました。

評価する大人は、
「くうちゃんのありのままを見せて」とか
「せっかくこんな素敵な感性を持っているならもっと出せば良いのに」
とか言うけれど、本当にありのままに書けば褒められなくなってしまうんですね😅
だし、本当にありのまま書けば、「これはくうちゃんらしくない」と言われてしまいます😂
そう言われた瞬間、「この人には次からは頭脳で書こう」と思っちゃう

評価する大人には私のありのままの作文は、認められないことが多い。
ゼロから1を作る人に共感いただけることが多いので、暖かいコメント、本当に励みになってます😆🙏



それでは具体的に書き方の内容を説明します。

自分の体験談やその本の賛否、自分の意見などを書いたりもします。


「・・・・・・で・・だから・・と思い・・で面白いなと思いました。」
みたいな文章を原稿用紙何枚分と書いて出来上がったものです。
これが基本文法となるのです。

「いつ・どこで・誰が・何をして・どう思ったか」です😊
義務教育で習うやつ。


この傾向の読書感想文は、
その本に書かれていることを、もう一度自分の言葉に変えて、使う言葉が変わっただけで、全く同じことを、もう一度紙に書きます。


それは枚数を増やそうと安易な考えからです。

一見、深いことをかけているように見えても、それは作者本人の思いであって、書いた人の意見ではないことが大半です。

その同じことを書いた文の最後の方に「面白かった」「すごかった」「感動した」「学びになった」
などの言葉をつければ、もうそれだけで、読書感想文が出来上がってしまうのです。


この書き方は一般的だと思います。
逆に私は、読書感想文ではこの書き方しか見たことがありません。
逆に、もしこの書き方をしない人は、作家さんになっているイメージがあります。
感想や評価は誰でも何かしら言えてしまうから。


この手の手法をマスターしたならば、本を読んだ瞬間に、
それっぽい読書感想文を作ることができるくらいの境地にまでになります😂
ほんとに。
だから学校に出すやつはそんなに悩みません。

くう流!読書感想文クッキング🍳レシピ②『作者のために書く場合』

私もずっと読む側だったけれど、書く側も体験するようになり、「沢山」とまではいかないと思うけれど、読んだ感想をいただく機会ができるようになりました😊
感想を教えていただけるのはすごく嬉しくて、ニヤニヤしながら全て読んでいます🤤🙏

これは私の実体験から基づくレシピです😆

「何のために書く?」で紹介した読書感想文あるあるパターン↓
・この本を書くまでの、作者の人生を知って・・・
・私もこの主人公と似たような経験をしたので共感できる
・もし私が主人公の立場だったら、こうしようと思った
・このお話の続きを想像しました・・・
・主人公の気持ち、すごく分かるので、私もそうするようにしています・・・
・この場面のこの登場人物のセリフが・・・
・(別の事例を持ってきて)これと共通するところがあるのではないかと思った。

のように

自分の体験談などを、主に書いて、そこからどう思ったのか、こんなことを考えさせられたとか、これからの生き方を考えさせられたとか、自分はどうしているのか、こういうところがすごく共感した。
などの感想も
めっっっっっちゃ嬉しいのです。
ただ、本当はそうではなくて、もっと自分の感情のまま、堪えきれず、ぽろっと出た素直な感情なはず
シンプルな感想の方が圧倒的に嬉しいです。

例えば「楽しかった」「感動した」「笑っちゃった」「面白かった」「これ好き」「楽しみにしてる」などです。

theシンプルなやつです。

本などを書いたりする人は、読んで人が楽しい気持ちになってくれたら嬉しいなという思いで書いているので、
読んだ人に何かを考えさせたいわけでも、気付かせようと思ってるわけでも、誰かの人生観を変えようともしていない。
ただ喜んでもらえたらいいなとか楽しんでほしいなとか。
読んだ人を思いながら書いているため、「面白かった」というたった1行の感想の方が嬉しかったりします。

自分が書く側になって初めて気づくことだった。



別の例をあげます
あなたは好きな人に、なんと告白されたいですか?
長ければ良いというわけではありませんよね?

長く喋ってても、言ってることが被ってたりだとか、遠回しに言い続けて本命を言うまでの時間が長いと、早く言ってよ!!って気持ちになるのではないでしょうか?

やっぱそこはシンプルにが良いという人が大半だと思います。
長ったらしい遠回しな告白は、周りで聞いてるお婆ちゃんとは心に刺さるかもだけど👵

それとお同じです。
(告白する人→読書感想文書く人
告白のセリフ→読書感想文
告白される人→作家さん
周りで見てる知らないおばあちゃん→審査員
で例えてます)

私は、言われたことなんてないけど🤓

長い理論的な文章は、審査員や、学校の先生には刺さるかもしれないけれど、
素直な堪えきれず溢れてしまった「面白かった」というたった一言の方が作者に刺さる。

どちらを優先順位にするかはあなた次第😊
私は時と状況によって使い分けてます😊
先生には申し訳ないけど🙏💦
でも使い分けるのは、みんながみんな幸せになれる方法の一つなんだと思うの。

最後に

最後まで読んでいただきありがとうございます😊🙏

いかがでしたか?

全く参考にならないと思うけど、是非少しでも参考になれば嬉しいです😊🙏

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